データセンター(DC)設備は、サーバーやストレージなどのIT機器の進化に合わせて変わってきました。そして、将来に向けてDC設備がどう変わればいいのかは、IT機器の進化を見てみないと分かりません。近年では発熱量の大きいGPUサーバーや、これを効率よく冷やすための水冷式サーバーを開発するメーカーも出始めています。近い将来には量子コンピューターを設置可能なDC設備が必要になるかもしれません。

 NTTコミュニケーションズは、こうしたIT機器の進化を先取りするため、日本ヒューレット・パッカードやDell EMCなどの主要コンピュータメーカーと協業し、DC内部に検証ラボを国内外5カ所に開設しました。開設準備中も含めれば10カ所になります。DCを運営するNTTコミュニケーションズとメーカー、そしてユーザーの三者で、新しいIT機器の性能を引き出す設備や使い方を検証。トップベンダーの最先端アーキテクチャーのIT機器を実際に動かすことで、次世代のDCの設備設計に反映させていくそうです。(安藤章司)