電気自動車や自動運転の先進性で語られることの多い米国テスラ車を購入した友人が、「まるでスマートフォンのように定期的にソフトウェアがアップデートされ、使い心地が改善したり、新しい機能が増える」と話していました。
ソフトウェアを起点として、最良の顧客体験を提供し続けようとする“今どき”の製造業の姿が垣間見られます。顧客の要望を吸い上げてアジャイル的にソフト開発を行い、販売後の自社製品の価値を継続的に高めていくスタイルです。
伝統的なハードメーカーにとって、実はこうしたソフトウェア起点の考え方は意外にハードルが高いとのこと。SIer視点で見れば、開発プロセス変革のコンサルティングや、アジャイル手法の習得の支援に至るまでビジネスチャンスの宝庫だといえそうです。(安藤章司)
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