本日で今年の半分が終わります。日常では、マスクなしの生活が解禁となりました。電車に乗っている時も、マスクをしていない人が多く、コロナ禍が落ち着いてきたのを実感しています。

　上期は、IT業界でもさまざまな動きがありました。特に、米OpenAIの対話型AIサービス「ChatGPT」が登場したことで、大規模言語モデル（LLM）を用いた生成AIへの注目が拡大。生成AIを利用したビジネス展開を開始するITベンダーが急増したのは、近年のIT市場の中でも大きな出来事だと捉えています。

　週刊BCNでは、23年上期の注目のニュースやトピックを特集しています。生成AIのほかにも、地方や各業界でのDXの取り組みなどをまとめましたので、ご一読ください。

　個人的には、上期にセキュリティをテーマに連載を開始するなど新たなことに取り組めた点がよかったと思っています。下期も有益な情報を皆様に届けられるよう、取材活動に励みます。（岩田晃久）

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紙面で振り返る2023年上期 地方、各業界でDXが具体化

上期注目のニュースをピックアップ 日常が戻ったIT業界未来を見据えた動きも