米IBM(ジニー・ロメッティCEO)は、米ネバダ州ラスベガスで開いたビジネス・パートナー(BP)向け年次イベントで、BPに提供する「報奨金プログラム」の倍増計画や、新しいバイヤー(買い手)の開拓、クラウド・サービス事業者向け施策の強化など、新戦略を明らかにした。現体制下の中期経営計画を実行するために、企業のITシステム担当部門に加え、新しい窓口となる顧客層やクラウド・サービスを提供するプレーヤーを獲得し、同社の「新時代のコンピューティング」で市場拡大を目指す。米国とは異なるIT市場環境や「商流」が存在する日本だが、今回の戦略に対応するために、日本IBM(マーティン・イェッター社長)や国内BPは変革を迫られそうだ。(谷畑良胤)