恒例の年末インタビューに、NECの遠藤信博社長はいつもよりもリラックスした表情で応じてくれた。遠藤社長の大胆な決断によって、NECは13年4月に新・中期経営計画を走らせ、組織を大幅に再編するとともに、注力する事業領域を「社会インフラ」と「アジア」に定めた。さらに、1300億円を借り入れて、新しい商材の開発に投じるなど、ヒト・モノ・カネに関して、新生NECに向けた基盤をつくってきた。これらの施策が実を結んでビジネスにつながるのは14年以降になるが、遠藤社長の表情からは、方針が軌道に乗りつつあることにひとまず安心している様子を読み取ることができた。