日商エレクトロニクス(日商エレ、大橋文雄社長)は、ゲーム大手のカプコン(辻本春弘社長)に、企業向けのホスティング型セキュリティ・アーカイブサービス「Google Postini Services」の「Google Message Security」(Postini)を納入し、2009年11月に本格稼動を開始したと発表した。カプコンは、Postiniの導入で、2200以上のアカウントに対するスパムメール対策を強化した。

 カプコンは、Postiniの国別にスパムフィルターのレベル設定ができる点、グローバルで設定を統一すべき項目と国ごとに個別設定できる項目をレベル分けできる点などを評価。そのほか、ユーザーの言語に合わせたグループ単位の画面カスタマイズや、EU加盟国で義務化されているcompliance footerと呼ばれるメールの署名をグループ単位で強制的に埋め込む設定が可能な点を、導入の決め手とした。

 Postiniは、導入前のサイジングやキャパシティプランニングが一切不要で、スケーラブルにサービスを提供する企業向けクラウドサービス。99.999%の稼働保証(SLA)を提供し、すでに5万社以上への納入実績がある。

 今後カプコンは、現在統合していない海外拠点のメールシステムも含めて、すべてのメッセージセキュリティのゲートウェイとして、Postiniの利用を予定。3000アカウント程度まで拡張する方針だという。