日本事務器(NJC、田中啓一社長)とエヌ・デーソフトウェア(NDソフトウェア、佐藤廣志社長)は、2月12日開催の各々の取締役会において、保健・医療・介護などヘルスケア分野におけるシステム事業拡大を図るため、新介護システムの開発を軸に協業することを決議し、協業に関する基本合意書を2月13日に締結した。

 今回の協業は、医療・介護の連携がさらに重要視される中、互いの得意分野のリソースを生かすことで、顧客ニーズに対応した利便性の高い次世代商品を開発し、市場に提供することを目的としたもの。

 介護・福祉分野については、実績のあるNDソフトウェアの介護関連システムを核に、両社統一コンセプトに沿って、機能融合・拡大を図り、顧客に望まれる新介護システムを開発する。新介護システムは、10月初旬に販売を開始し、11年3月下旬にリリースする予定。また、SaaSやICTを活用し、顧客の運用を支援するネットワーク型サービスの提供を予定している。

 医療分野については、実績のあるNJCの医療関連システムを基に、両社の医療分野のソリューションを相互に提供し、医療法人への慢性期ケアミックス型システムの充実を図る。さらに、保健・医療・介護分野の情報を一元管理できるツールを開発・提供することで、地域医療EHR(電子健康記録)の基盤となる情報システムの構築を目指す。