3月5日、富士通の前社長である野副州旦氏が、「辞任の取り消し」を要求する文書を富士通に送付していることがわかった。

 富士通は2009年9月25日、野副氏に代わり間塚道義会長が社長を兼務する人事を発表。交代理由を、「野副氏の病気療養」としていた。同日に開いた緊急会見で間塚会長兼社長が、「野副さん本人から辞任したいという申し出があった」と説明していた。

 文書の詳細について、富士通広報担当者は明らかにしていない。5日午前の一部報道によって明らかになった格好で、富士通広報は同日午後の段階でも「文書を受け取ったのは事実。今後の対応は検討中」というコメントのみにとどまっている。記者会見の予定についてもコメントしていない。