NTTアイティ(NTTIT、岡田和比古社長)は、5月12日、デジタルサイネージサービス「ひかりサイネージ」で、SMB(中堅・中小企業)向けにSaaS型の「ひかりサイネージLite」の提供を開始した。低価格を武器に、2010年度(11年3月期)末までに2000クライアントの販売を目指す。

「ひかりサイネージLite」でユーザー企業に提供するデジタルフォトフレーム

 「ひかりサイネージLite」は、デジタルフォトフレームなどの汎用端末を使ってコンテンツを配信するサービス。ユーザー企業が配置した端末に、ニュースや天気予報、占い、映像などを表示し、店舗や施設などが顧客への付加価値サービスとして利用することを想定している。

 デジタルフォトフレームやコンテンツ配信ソフトについては、パートナーシップを結んでいるジークスが開発。販売については、NTT東日本やNTT西日本、NTTコミュニケーションズ、NTTドコモなど、NTTグループ各社が担当する。

 同社はこれまで多機能でカスタマイズ可能な「ひかりサイネージPro」やSaaS型の「ひかりサイネージBasic」を大企業や中企業に提供してきた。今回のサービス追加で、「リーズナブルな価格帯で小規模な店舗などをユーザーとして獲得する」(久保田俊郎・メディアサービス事業部デジタルサイネージ部長)ことを狙う。

 価格は1台あたりで料金を設定しており、セットアップ費用で5000円から、契約事務手数料で5000円、コンテンツの月額利用料金で2500円からとなる。デジタルフォトフレームの価格はオープンで、2万2000円前後の見込み。久保田部長は、「3年後には1万2000クライアントを目指す」と意気込みを語った。