京セラコミュニケーションシステム(KCCS、小林元夫社長)は5月11日、UQコミュニケーションズ(田中孝司社長)とWiMAX提供パターン5(パターン5)に関する接続協議を完了し、契約を締結したと発表した。

 WiMAXは、MVNOによる多種多様な分野への活用が期待されているが、MVNOには多額の設備投資やノウハウが要求されるため、PCからのインターネット接続サービスが中心で、新規分野への利活用が進んでいない。そこで、KCCSでは、MVNOに自由度の高い柔軟なサービス機能を提供するため、レイヤ2接続に相当するパターン5を採用した。6月末にUQ WiMAX網でのサービス提供開始を予定している。

 これによりMVNOは、新たにWiMAXでの固定IPアドレスや閉域接続などを用いた付加価値の高いサービスを提供でき、法人向けネットワークソリューションやデジタルサイネージ、家電や車両への組み込みなど、新規分野への応用が可能となる。また、MVNOは、同サービスを利用することにより、最短1か月、最小で数十万円から事業を開始することができ、MVNO事業参入への障壁も格段に低くなる。