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三菱総合研究所、不透明な時代だからこそシンクタンクが必要

2010/10/12 10:17

 三菱総合研究所(田中將介社長)は、エコ(グリーン)や健康(シルバー)を踏まえたうえで、ワンランク上ののステップ“プラチナ社会”の実現を推進する。10月6日の記者懇談会で、田中社長が明らかにした。

 田中社長は、少子高齢化や巨額の財政赤字、環境保護などのさまざまな課題を踏まえて、「不透明な時代だからこそシンクタンクがより一層重要になる」と、同社主力事業の一つであるシンクタンクビジネス拡大に自信をのぞかせた。“プラチナ社会”の実現に向けたシンクタンク機能やIT活用術を積極的に展開していくことで、ビジネスの拡大を目指す。

 同社は2010年11月までに、本社を現在の大手町から千代田区永田町の東急キャピトルタワーへ移転。メインテナントとして入居する予定だ。さかのぼる9月には、東京証券取引所第二部から第一部へと指定替えされるなど、業容拡大に向けた布石を着々と打っている。

三菱総合研究所の田中將介社長
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外部リンク

三菱総合研究所=http://www.mri.co.jp/