Bluetoothヘッドセットを展開するGNネットコムジャパン(安藤靖社長)は、2011年、法人向け事業を柱に、約25%の売上げ拡大に取り組む。来年1月に、代理販売の強化を目指したパートナープログラムを立ち上げ、有力SIerとの連携を強めていく構えだ。

 安藤靖社長は、「日本での売上拡大は、デンマーク本社が推し進めているアジア市場重視戦略の一環だ。日本をはじめ、アジアでユニファイド・コミュニケーション(UC)が普及し、UCの根本的なデバイスとなるヘッドセットの法人需要が高まっている」と背景を語る。

 これまではヘッドセットを単品として、卸業者を介してコールセンターなどの法人顧客に提供してきたが、今後、UCのソリューションの一部分として展開していく方針。この実現には、ネットワーク業界などに強いSIerとの連携が必要だ。

 1月に開始するパートナープログラムは、インセンティブ制度などで、パートナーの販売活動を積極的に支援する。パートナープログラムを通じて、2011年に、およそ50社の有力SIerとの連携を目標に掲げる。

 GNネットコムジャパンは、法人向け事業の売上比率が約70%。なかでも、コールセンター向けの製品展開が最も大きな柱となっている。しかし、UCの普及による新たなビジネスチャンスを受けて、コールセンター以外の新規顧客の開拓を本格化する。(ゼンフ ミシャ)

安藤靖社長は「2011年は当社にとって決定的な年になる」と語る