東京エレクトロンデバイス(栗木康幸社長)は、NAND型フラッシュメモリを使ったストレージを開発・製造する米Fusion-io(デービッド・フリンCEO)と販売代理契約を締結し、1月13日、Fusion-ioのストレージ製品「ioDrive」を日本で発売した。

Fusion-io アジア・パシフィックセールスのマッシュ・フレミング ディレクター

 Fusion-ioアジア・パシフィックセールスのマッシュ・フレミングディレクターは、「東京エレクトロンデバイスとのOEM/再販契約は、当社OEMパートナーのなかで最も大きなもので、すべての『ioDrive』製品を日本で販売してもらう」と、パートナーシップの重要性を表した。現時点でFusion-io製品を日本で販売するのは同社だけだ。

 東京エレクトロンデバイスは、国内主要メーカー向けのOEM、システムインテグレータ(SIer)などの二次代理店、直販の三つのチャネルで、「ioDrive」をストレージ需要が高いデータセンター(DC)や金融機関、研究機関などに展開していく。 

東京エレクトロンデバイスCN事業統括本部ビジネスデベロップメント部の上善良直部長

 東京エレクトロンデバイスCN事業統括本部ビジネスデベロップメント部の上善良直部長は、「OEMは約7割のウェートで展開していく。すでに日本を代表するメーカー数社とコンタクトを取っている」と語った。「ioDrive」の販売目標として、向こう3年で15件の受注を目指しているという。

 「ioDrive」は、不揮発性メモリ(NANDフラッシュメモリ)をPCIeカードに搭載し、大規模SANストレージと同等の性能を実現した小型ストレージソリューション。ストレージI/Oボトルネックを解消することで、パフォーマンスの高速化を図っている。販売中の「ioDrive」と「ioDrive Duo」に加え、大容量モデル「ioDrive Octal」を近日発売する。(ゼンフ ミシャ)