ピー・シー・エー(PCA、水谷学社長)は、1月25日、公益法人向け財務会計ソフトの最新バージョン「PCA公益法人会計V.11」を1月27日に発売すると発表した。2月1日には、クラウドサービス「PCA公益法人会計V.11 for SaaS」の提供を開始する。

 現在、公益法人では、会計基準の改正となった「平成20年公益法人会計基準」の施行から約2年が経過し、新しい会計基準への移行準備が本格化している。PCA公益法人会計シリーズは、これまで8,000を超える公益法人に採用されており、公益法人向けの財務会計ソフトとしては相当数のシェアを獲得している。

 「PCA公益法人会計V.11」は、データベースにマイクロソフトの最新データベース「SQL Server 2008R2」を搭載し、Windows7をはじめとした最新のOS環境において、快適な業務環境を実現する。また、これまで顧客から多数の要望があった、会計間をまたいだ費用などの配賦を可能とする配賦入力機能を新機能として搭載した。これにより、小規模な公益法人はもとより、異なる会計・事業区分への事業費配賦などの必要性が高い大規模な公益法人でも、これまで以上の業務効率化を実現するとともに、新しい会計基準への移行手続きを支援する。

 「PCA公益法人会計V.11 for SaaS」は、初期費用0円で開始できるクラウドサービス。現在、関東と関西の2か所のデータセンターで管理・運営しており、顧客のがサービスを利用するデータセンターを選択することが可能となっている。これは、公益法人会計のクラウドサービスとしては業界初の試みとなる。

 価格は、「PCA公益法人会計V.11」が55万6500円から、「PCA公益法人会計V.11 for SaaS」(2ユーザーから)が月額2万6250円から。同社では、クラウドサービス・パッケージソフトの新規導入と、既存顧客のバージョンアップなどで、年間3000システムの販売を目指す。