ニュース

富士通、鳥インフルエンザの蔓延防止、宮崎県のクラウド構築

2011/03/02 10:26

 富士通(富士通、山本正已社長)は、3月2日、SaaS型サービス「CRMate」を活用し、宮崎県の「鳥インフルエンザ防疫対策支援システム」を構築したと発表した。

 宮崎県内で100羽以上の養鶏を所有する全農家の情報をデータベース化し、各農場で死亡した鶏の情報などを集約。養鶏関係者などが、農場ごとの死亡鶏状況を県に直接報告する。県では、集まった情報をもとに、家畜保健衛生所などで異常鶏の早期発見などが可能になる。

 2011年2月中旬から一部が稼働しており、段階的に利用者を増やす計画。富士通は、過去に「CRMate」を活用した「口蹄疫復興支援システム」を宮崎県に納入した実績がある。(木村剛士)
  • 1

関連記事

富士通 社長 山本正已

富士通、クラウド関連投資額を今年度1000億円に、山本社長が発表

米マイクロソフトと富士通がクラウドで提携、富士通ブランドで「Azure」を

ITで農業の効率化を実現!~各社のビジネスチャンスを探る

外部リンク

富士通=http://jp.fujitsu.com/

宮崎県=http://www.pref.miyazaki.lg.jp/

「CRMate」=http://jp.fujitsu.com/solutions/crm/crmate/