日商エレクトロニクスの子会社で、デジタルサイネージなどを展開するエヌジーシー(NGC、諏訪和由社長)は、5月23日、オランダ・Dimenco Displays社(バス・プレーガCEO)の業務用裸眼立体ディスプレイを発売した。諏訪社長は、「2011年度に100システム、約1億円の販売を目指していく」と自信をみせる。デジタルサイネージ市場に加え、文教市場や建築、自動車産業などのマーケットを開拓していく。

諏訪和由社長

 NGCは、これまでサムスン製の高輝度ディスプレイやマルチディスプレイなどを手がけ、羽田国際空港や静岡県地震防災センターへの納入実績をもっている。今回、Dimenco Displays社の業務用裸眼立体ディスプレイの取り扱いを開始することによって、ディスプレイ事業をさらに拡大させる。

 Dimenco Displays社は、ロイヤル フィリップス エレクトロニクス(フィリップス)からディスプレイの知的財産権を承継して、輝度や視野角など性能を改善し、パネルサイズを42インチから52インチに拡大した。

 NGCは、2006~09年、フィリップス製の3Dディスプレイ2機種を販売し、大学・研究所や広告イベント会社などに、約200台のディスプレイを納入。今回、性能を向上させ、Dimenco Displays社の製品として販売することで、市場の拡大を目指す。価格はオープンで、実勢価格は170万円前後。(ゼンフ ミシャ)

Dimenco Displays社の業務用裸眼立体ディスプレイ「BDL5231V-3D2R」