東芝ソリューション(河井信三社長)は、翻訳ソフト「The翻訳シリーズ」のラインアップを一新し、「The翻訳プロフェッショナルV15」「The翻訳エンタープライズV15」「The翻訳エンベデッドV15」として販売する。

 「The翻訳プロフェッショナルV15」は、過去に訳した表現の自動参照機能など、高度な翻訳支援機能で翻訳業務をサポートするPC版の翻訳ソフトウェア。従来の「The翻訳 2009 プレミアム」の後継商品として、企業・個人向けに9月9日から販売する。また、従来の「The翻訳 2009 ビジネス」は販売を終了する。

 「The翻訳エンタープライズV15」は、企業での大規模利用や大量文書の翻訳にも適用できるサーバー版の翻訳ソフトウェアに、「The翻訳プロフェッショナル」を加えた企業向けの商品。英日/日英翻訳ではサーバー・PCでユーザー辞書を共有できるので、全利用者で訳語表現を統一することができる。10月末から販売する。

 両製品とも、18万5000ライセンスの販売実績をもつ翻訳業界の標準的翻訳メモリツール「SDL Trados Studio 2009」との連携機能を新たに搭載し、「SDL Trados Studio 2009」での翻訳候補として「The翻訳」の訳文を表示することができる。「SDL Trados Studio 2009」との連携は、PC版の翻訳ソフトウェアとしては初めて。

 また、「セレクトコーパス翻訳」を強化し、これまで名詞だけだった適用範囲を動詞にも拡張(英日翻訳のみで機能拡張)した。これによって、同じ言葉の動詞形と名詞形で訳語表現を合わせることができ、さらに文書の用語統一を図ることができる。

 「The翻訳エンベデッドV15」は、業務アプリケーションへの組み込み用のエンジンライブラリ。業務アプリケーション開発の要望に応じて、翻訳エンジンや形態素解析エンジン、構文解析エンジンなどを提供する。9月末から販売する。

 価格は、「The翻訳プロフェッショナルV15」が8万9250円、「The翻訳プロフェッショナルV15専門辞書パック」が12万9150円、「The翻訳プロフェッショナルV15特許エディション」が19万2150円、「The翻訳エンタープライズV15」が168万円から。「The翻訳エンベデッドV15」は個別見積もりとなる。