東芝ソリューション(河井信三社長)と東芝インフォメーションシステムズ(六串正昭社長)は1月12日、国内の東芝グループ企業に提供している情報システムのクラウド化を完了したと発表した。

 両社は、東芝が掲げる「東芝グループIT戦略」の実現に向け、2008年から情報システムのクラウド化を進めてきており、10年10月に国内対応を完了した。実施した主な施策は、仮想化技術によるサーバー統合やバックオフィスを支える情報システムのシェアード化、エンジニアリングシステムのクラウド化などとなっている。

 今後は4月の中国拠点稼働を皮切りに、「グローバルITシェアード構想」をキーワードとした海外展開を進めていく方針。主な施策として、グローバルネットワークの統合や海外リソースを活用したBPOの推進、SCMシステムのグローバルサービス化、PLM(製品ライフサイクルマネジメント)のグローバルサービス化などを予定している。

 東芝ソリューションは、東芝プライベートクラウドのテナント化による外部へのサービス提供(パブリッククラウド化)なども検討していくという。