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SAPジャパン、モバイルアプリ導入支援サービス3種を発表

2011/09/27 10:33

 SAPジャパン(安斎富太郎社長)は、企業の業務プロセスのモバイル化を支援する「Value Prototyping」と、モバイル端末の活用形態・方法に合わせたモバイルソリューションを本格導入する「Custom Development Project」、実機を用いたモバイルアプリケーション開発の実習サービス「Starter Pak」の提供を開始した。

 「Value Prototyping」は、モバイル活用を実現するエンタープライズ・モバイル・アプリの機能範囲の設定など、具体的なモバイル化戦略の立案を支援するワークショップ「Envision Workshop」を実施するサービス。SAPジャパンが推進役となり、グローバルでの事例や市場傾向、業界規制などの情報を提供しながら、業務プロセスのモバイル化を検討からプロトタイプのシステムを開発、導入後のイメージを体験する。提供期間は、ワークショップのみが3日間からで、プロトタイプ作成を加えると2週間から。

 「Custom Development Project」は、さまざまな業種・業態・企業がもつ特有の業務プロセスを組み込んだ既存のSAPソリューションの仕様に合わせてモバイルアプリを設計・開発するサービス。「Value Prototyping」で開発したプロトタイプを導入する。提供期間は2か月から。

 「Starter Pak」は、モバイルアプリを自社で開発する企業向けに、モバイル開発基盤である「Sybase Unwired Platform」を使い、開発プロセスやSAPシステムとの接続方法、画面開発などのスキルトランスファーを実施。企業のシステム環境を確認し、「Sybase Unwired Platform」環境を実際にインストールして開発実習でプロトタイピングを作成する。提供期間は6日間から。(信澤健太)
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外部リンク

SAPジャパン=http://www.sap.com/japan/index.epx