ソフトバンクグループで電気通信事業を手がけるWireless City Planning(WCP、孫正義社長)は、下り最大110Mbpsのデータ転送速度を実現した次世代ネットワーク・サービスを11月1日に開始する。

 WCPは2010年、ウィルコムの更生計画の一環として、2.5GHz帯を使用する広帯域移動無線アクセスシステム「XGP」をウィルコムから承継。新サービスは、「XGP」を高度化させたバージョン「AXGP」を用いたもので、次世代通信システム「TD-LTE」と高い互換性を実現している。

 サービスの提供エリアは、11月1日時点では東京・大阪・福岡の一部地域で、2011年度末には札幌市、さいたま市、千葉市、東京23区、横浜市、川崎市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市、福岡市、北九州市とそれらの周辺都市に拡大する。

 さらに、ウィルコムから承継した15万7000局の基地局とソフトバンクモバイルの鉄塔などを活用し、全国の都市部を中心としてエリア整備を進める。2012年度末には、全国政令指定都市の人口カバー率99%を達成する計画だ。(ゼンフ ミシャ)