ジェイズ・コミュニケーション(愛須康之社長) は、2月17日、米Symplified社開発のクラウド認証基盤「Symplified」を発売した。
「Symplified」は、プライベートクラウドとパブリッククラウドの区別なく、シングルサインオンを実現するクラウド認証基盤。SAMLに準拠したクラウド、準拠していないクラウドにかかわらず、シングルサインオンを実現する。
管理者は、ユーザーに対して「Symplified」経由でのクラウド利用を強制適用することができる。本来、対応ウェブブラウザさえあれば利用できるクラウドに対し、オフィスの運用ポリシーを適用できるようになり、ネットワーク境界にとらわれないクラウド向けセキュリティ対策を施すことができる。
ユーザーの画面には、ウェブブラウザを開くと管理者が許可したプライベートクラウド/パブリッククラウドのアイコンが並んだコンパクトなバーを表示。ユーザーは、一度サインインすれば、アイコンをクリックするだけで利用するクラウドにシングルサインオンが完了し、すぐに利用できる。
ジェイズ・コミュニケーションは、主にクラウド型サービスを提供する事業者に向けて、シングルサインオン・アクセスコントロールソリューションとして販売。今後3年間で30万ユーザーの獲得を目標にしている。