ニュース

ラリタン・ジャパン、2012年はDC向けのエネルギー管理・制御を柱に

2012/02/28 20:04

 ラリタン・ジャパン(クリス・マクファーソン社長)は、2月28日、販売パートナー向けの「2012年ラリタン・ジャパン チャネルカンファレンス東京」を開催し、今年の事業戦略を説明した。

ラリタンアジア太平洋地区副社長のクリス・マクファーソン ラリタン・ジャパン社長

 ラリタン・ジャパンは、2012年、(1)インテリジェントPDU(iPDU=ラック用電源タップ)、(2)ソフトウェア、(3)KVM、(4)データセンター(DC)に向けた運用ソリューション――という四つの分野に着目。日本での電力供給事情の悪化を受け、DC向けのエネルギー管理・制御を有望商材と捉え、省電力をキーワードにDC向けビジネスに力を入れる。

 米国本社でアジア太平洋地区副社長を兼務するラリタン・ジャパンのクリス・マクファーソン社長は、「iPDUやDC運用ソリューションの事業は、成長が著しい。これにけん引され、当社は2011年、前年比でアジア太平洋地区では4倍、日本では倍の売り上げを記録した」と語る。

ラリタン・ジャパンのジェラード・ポールクラーク カントリマネージャー

 ラリタン・ジャパンは、3月上旬をめどに、iPDUをはじめ、いくつかの新製品を日本市場に投入する予定だ。ジェラード・ポールクラーク カントリマネージャーは、「iPDUを単品で売るのではなく、販売パートナー各社がもつ商材とセットにしたかたちでのソリューション販売を拡大したい」としている。(ゼンフ ミシャ)
  • 1

関連記事

ラリタン、業界初の8ユーザー/8サーバーポートのKVM-over-IPスイッチ

米ラリタン、エネルギー管理ソフトウェアの最新版を発表

ラリタン、電力管理ソフトの新版、節電対策をさらに容易に

米ラリタン、低コストで手のひらサイズのリモートアクセス管理デバイス

ラリタン、サイバーエージェントにインテリジェントPDUを納入

外部リンク

ラリタン・ジャパン=http://www.raritan.co.jp/

週刊BCN特別連載企画
「パートナーと伴奏し、新たな価値を共創するネットワールド」

連載第1回 トップに聞くビジネス戦略とパートナー支援

× こちらから>>

連載第2回 オンプレミスの知見を生かした「クラウド移行の最適解」

× こちらから>>

連載第3回 複雑なセキュリティに対し充実したサポートと検証環境を用意、今後はAI保護に注力

× こちらから>>

連載第4回 AIビジネスの立ち上げを支援 企業独自のデータを取り込み課題を解決

× こちらから>>

連載第5回:先進製品の取り扱いやソフトのクラウド販売を支援

× こちらから>>