Amazon.comグループのAmazon Web Services LLCは、4月24日、システム設定管理サービス「AWS Elastic Beanstalk」の東京リージョンでのサービスを開始した。

 「AWS Elastic Beanstalk」は、Amazonのクラウドサービス「Amazon Web Services(AWS)」へのアプリケーションソフトの導入や管理を支援するサービス。アプリケーションの開発言語はJavaとPHPに対応した。北米ではすでにサービスが始まっているが、国内データセンター(東京リージョン)に適用されるのは今回が初めて。

 AWS上でアプリケーションの実行環境を整えるには、これまで仮想サーバーの「Amazon EC2」や、ストレージ「S3」、ロードバランサー「Elastic Load Balancing」などのサービスごとに設定を行っていく必要があった。しかし、「AWS Elastic Beanstalk」を使えば、「AWSの各サービスを横断して、アプリケーションの実行環境を自動で一括設定できる」(アマゾンデータサービスジャパンの玉川憲技術統括部長)という。

 実行環境は、「AWS Elastic Beanstalk」が自動で設定するが、必要であれば手動で詳細を設定することもでき、「オープンなアーキテクチャをつかったサービス」(玉川部長)に仕上げた。利用料金は、「EC2」や「S3」など、AWSで使うサービスでの課金だけで、「AWS Elastic Beanstalk」は無料で利用できる。(安藤章司)

アマゾンデータサービスジャパンの玉川憲技術統括部長