ケンコーコム(後藤玄利代表取締役)は、NTTデータソルフィスの導入支援を受けて、クラウドサービスのAmazon Web Services(AWS)上にSAPジャパン(安斎富太郎社長)のERP(統合基幹業務システム)であるSAP ERPを導入し、8月に本格稼動を開始した。

 ケンコーコムは、2011年3月11日の東日本大震災を機に、クラウド対応のシステム構築に着手。2011年内にAWSへの移行を完了した。一方で、商品数・顧客数の増加に伴って拡大している業務の効率化・安定化に向け、企業全体を統合管理する基幹システムであるSAP ERPの導入を推進。SAP Business All-in-Oneと、NTTデータソルフィスが提供するテンプレートの専門商社向けモデルシステムを活用した。

 SAPジャパンは、今年5月にAWS上でのSAP Business All-in-Oneの稼働認証を発表。ケンコーコムのAWS上へのSAP ERPの導入は、本番環境での商用利用としては日本で初めての事例となる。(信澤健太)