ニュース

シュナイダー、モジュール型UPS「Symmetra PX」の250/500kWモデル

2012/11/09 18:26

 エネルギー管理事業のシュナイダーエレクトリック(シュナイダー、アルノ・モンディ社長)は、モジュール型UPS「Symmetra PX」シリーズの最大容量モデル「Symmetra PX 250/500kW」を12月25日に発売する。

 25kW単位で拡張できるモジュール型のUPSユニット。パワーモジュール、長寿命のバッテリモジュール、10インチのLCDタッチパネルディスプレイ、側面に配置した分電機能とUPSを分離する保守バイパスなどで構成する。

 省エネや省スペースによってコスト削減に取り組んでいるデータセンター(DC)に向けの製品。IT機器と同列に配置することができ、DCのレイアウトに柔軟に対応する。4台までの並列運転に対応し、需要の増加に応じて適切なサイズの電力と実行時間を提供する。

 モンディ社長は、「日本のDC向けUPS市場は、およそ1000億円の規模だ。2015年までに、年平均5%の成長が見込まれている。グローバルでは、シュナイダーはDC向けUPSの分野でシェア1位を誇っている。今後、『Symmetra PX 250/500kW』の展開に力を入れ、日本でも高いシェアを獲得したい」と語った。(ゼンフ ミシャ)

アルノ・モンディ社長
  • 1

関連記事

<いまさら聞けないキーワード>UPS(無停電電源装置)

シュナイダーエレクトリック 社長 アルノ・モンディ

シュナイダーエレクトリック DC向け展開に力を注ぐ パートナー支援プログラムを立ち上げ

シュナイダーエレクトリック、電力管理機能を強化したDCIMソフトの新版

シュナイダーエレクトリック、次世代「Smart-UPS」を発売、グリーンモードなど環境負荷を低減

外部リンク

シュナイダーエレクトリック=http://www.schneider-electric.com/site/home/index.cfm/jp/

週刊BCN特別連載企画
「パートナーと伴奏し、新たな価値を共創するネットワールド」

連載第1回 トップに聞くビジネス戦略とパートナー支援

× こちらから>>

連載第2回 オンプレミスの知見を生かした「クラウド移行の最適解」

× こちらから>>

連載第3回 複雑なセキュリティに対し充実したサポートと検証環境を用意、今後はAI保護に注力

× こちらから>>

連載第4回 AIビジネスの立ち上げを支援 企業独自のデータを取り込み課題を解決

× こちらから>>

連載第5回:先進製品の取り扱いやソフトのクラウド販売を支援

× こちらから>>