京セラ丸善システムインテグレーション(KMSI、鈴木幹夫社長)は、モバイル対応BI(ビジネスインテリジェンス)ツールの最新版「Yellowfin(イエローフィン)」のプレゼンテーション機能を強化した。

 プレゼンテーション機能は、Microsoftの「PowerPoint」のような表現力をもたせたもので、ユーザー企業の営業担当者など、「データ分析とは直接関係のないユーザーでもBIを日常的に使う機会を増やす」(豪Yellowfin社のグレン・ラビー社長)ために開発した。

豪Yellowfin社のグレン・ラビー社長

 新たに開発したプレゼンテーション機能は、参照したデータをもとにチャート図などのプレゼンテーション資料を簡単に作成できる。データはBIデータから直接引用されるので、常に最新のデータが反映されるとともに、必要であれば元データまでさかのぼって参照することもできる。写真や画像などを外部から取り込んで織り交ぜるなど、一般のプレゼンテーションソフトとしての機能ももつ。

 BIを使いこなすには高度な専門知識が必要とされ、実際に多くのBIソフトユーザーはデータ分析を専門に行う担当者である場合が多い。しかし、「Yellowfin」は業界に先駆けてスマートデバイスをはじめとするモバイル端末に対応することで、マーケティングや営業担当者が外出先でもBIデータを手軽に参照できるようにしてきた。

 KMSIは、「Yellowfin」のターゲットユーザーの広がりを受けて、国内での「Yellowfin」の拡販に一段と弾みをつけ、今後1年間のライセンス販売ベースで3億円の売り上げを目指す。