韓国知識情報セキュリティ産業協会(KISIA)が、情報分野と物理分野の融合セキュリティを推進している。韓国ベンダー同士のパートナーシップの深耕や日本ベンダーとのアライアンスなど、国内外で連携を強化する。

 KISIAの会員は、システムやネットワーク、情報漏えい防止などの情報セキュリティと、指紋認証やアラーム監視、アクセス制御、警備サービスなどの物理セキュリティを網羅する157社。韓国セキュリティ市場は、2012年の時点で、情報セキュリティが1兆6642億ウォン(約1500億円)、物理セキュリティが約4兆1775億ウォン(約3760億円)という規模だ。ジョ・ギュゴン会長は、「とくに情報セキュリティ市場が伸びており、今後も2016年まで年平均14.6%増を見込んでいる」という。その伸びの決め手になるのが物理セキュリティとの融合で、「今後は、さまざまな角度から侵入を防ぐことが重要になる」と語る。

 韓国ベンダーと日本ベンダーとのアライアンスでは、情報セキュリティ分野で日本セキュリティ監査協会(JASA)や日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)などと提携。今後は、「物理セキュリティ産業の関連団体との提携にも取り組んでいきたい」との考えで、日本の物理セキュリティベンダーとのパートナーシップを模索している。(佐相彰彦)

ジョ・ギュゴン会長