日立システムズ(高橋直也社長)は、5月30日、VMwareで構築した仮想環境に保存しているデータを、同社のデータセンター(DC)にインターネット経由で自動的にバックアップする「クラウドバックアップサービス 仮想アプライアンス版」の販売を開始した。

 バックアップデータが1TBという小容量から利用でき、データを暗号化してインターネット回線を通じてやり取りするので、安価な月額料金で利用できる。バックアップデータは、堅牢な日立システムズのDCで保管することで、事業の継続性も向上できる。また、ファイルサーバーを仮想環境に構築する仮想アプライアンス型なので、ハードウェア資産を増やすことなく手軽に導入できる。顧客は煩雑なデータの管理負荷・コストを軽減できるだけでなく、データの保全や災害時の迅速なデータ復旧など、事業継続性を低コストで向上することができる。

 価格は、基本ソフトウェアライセンスが34万6500円。バックアップストレージ提供サービスが1TBあたり月額4万7250円から。日立システムズは、主に複数の拠点をもつ企業向けに拡販し、15年度末までに累計3億円の販売を目指す。