ニュース

日立ソリューションズ東日本、最新のプロジェクト管理統合プラットフォーム

2013/06/13 18:34

 日立ソリューションズ東日本(森悦郎社長)は、6月12日、工程の一元管理と、基幹システムや表計算ソフトなどとのデータ連携を実現する次世代プロジェクト管理統合プラットフォーム「SynViz S2」の提供を開始したと発表した。オンプレミスに加えてクラウドサービスでの提供も開始し、プロジェクト管理の高度化・効率化を支援する。

 これまでの工程表の自動展開、編集、ドキュメントなど成果物登録など、工程管理機能の実装だけではなく、業務のポータル画面としてプロジェクトの運営に関連したデータの統合管理を実現。ウェブ環境での機能・操作性をさらに高めたほか、コストや生産性などのプロジェクト管理指標の統合管理、APIの充実による容易なアドオン開発、既存システムや表計算データと連携する。これによって、データの二重入力の負荷軽減や、複数の工程管理ツールとも連携するなど、現場の実情に合わせた柔軟な運用を実現する。

 クラウド版は、ネットワークが異なる社外の関係者とも利用できる。日立のデータセンター上で、国内最大規模約5万社が利用する企業間ビジネスメディアサービス「TWX-21」の環境で提供するので、重要なデータやネットワーク保護に新たに過剰な投資を行うことなく、安心して使用できる。

 日立ソリューションズ東日本は、「SynViz S2」をトヨタコミュニケーションシステム、HOYAサービス、八洲電機、日立ハイテクノロジーズ、日立ハイテクソリューションズ、ダイセックをはじめとする販売パートナーと連携してサービスを提供。パートナーの各種業界に精通するノウハウと、同社のプロジェクト管理に関するノウハウを融合して、顧客のニーズに最適なプロジェクト管理ソリューションを提供していく。周辺SIを含め、今後3年間で30億円の売上げを見込んでいる。
  • 1

関連記事

日立ソリューションズなど3社、沖縄でICT観光サービスの実証実験

日立ソリューションズなど、スマートフォンを活用した観光サービスの実証実験

日立東日本ソリューションズ、ウェブでプロジェクト「一元管理」と「見える化」

日立東日本ソリューションズ SMB開拓を本格化 北海道、東北地域の顧客ニーズに対応

外部リンク

日立ソリューションズ東日本=http://www.hitachi-solutions-east.co.jp/

次世代プロジェクト管理統合プラットフォーム「SynViz S2」=http://www.hitachi-solutions-east.co.jp/products/synviz_s2/

週刊BCN特別連載企画
「パートナーと伴奏し、新たな価値を共創するネットワールド」

連載第1回 トップに聞くビジネス戦略とパートナー支援

× こちらから>>

連載第2回 オンプレミスの知見を生かした「クラウド移行の最適解」

× こちらから>>

連載第3回 複雑なセキュリティに対し充実したサポートと検証環境を用意、今後はAI保護に注力

× こちらから>>

連載第4回 AIビジネスの立ち上げを支援 企業独自のデータを取り込み課題を解決

× こちらから>>

連載第5回:先進製品の取り扱いやソフトのクラウド販売を支援

× こちらから>>