日立ソリューションズ東日本(森悦郎社長)は、6月12日、工程の一元管理と、基幹システムや表計算ソフトなどとのデータ連携を実現する次世代プロジェクト管理統合プラットフォーム「SynViz S2」の提供を開始したと発表した。オンプレミスに加えてクラウドサービスでの提供も開始し、プロジェクト管理の高度化・効率化を支援する。

 これまでの工程表の自動展開、編集、ドキュメントなど成果物登録など、工程管理機能の実装だけではなく、業務のポータル画面としてプロジェクトの運営に関連したデータの統合管理を実現。ウェブ環境での機能・操作性をさらに高めたほか、コストや生産性などのプロジェクト管理指標の統合管理、APIの充実による容易なアドオン開発、既存システムや表計算データと連携する。これによって、データの二重入力の負荷軽減や、複数の工程管理ツールとも連携するなど、現場の実情に合わせた柔軟な運用を実現する。

 クラウド版は、ネットワークが異なる社外の関係者とも利用できる。日立のデータセンター上で、国内最大規模約5万社が利用する企業間ビジネスメディアサービス「TWX-21」の環境で提供するので、重要なデータやネットワーク保護に新たに過剰な投資を行うことなく、安心して使用できる。

 日立ソリューションズ東日本は、「SynViz S2」をトヨタコミュニケーションシステム、HOYAサービス、八洲電機、日立ハイテクノロジーズ、日立ハイテクソリューションズ、ダイセックをはじめとする販売パートナーと連携してサービスを提供。パートナーの各種業界に精通するノウハウと、同社のプロジェクト管理に関するノウハウを融合して、顧客のニーズに最適なプロジェクト管理ソリューションを提供していく。周辺SIを含め、今後3年間で30億円の売上げを見込んでいる。