セミナーのテーマは「CLIL(Content and Language Integrated Learning)」。これは英語学習を教科教育などと統合して行う欧州で普及している言語教育法で、上智大学では14年度からすべての新入生の必修にして、アカデミックな英語運用能力を養成している。
セミナーでは、「CLIL」についての講義と体験授業を通して理論と実践を英語で紹介。さらに、アカデミック英語能力判定試験「TEAP(Test of English for Academic Purposes)」が今後の英語教育に及ぼす影響などについての講義を、TEAP開発に携わった吉田研作教授が英語で行う。「TEAP」は上智大学が日本英語検定協会と共同開発したもので、上智大学は15年度から従来の一般入学試験方式に加えて「TEAP」利用型の入学試験を導入する。