日本IBM(マーティン・イェッター社長)は、IBMのメインフレーム「IBM System z」シリーズ向けに、機密データを扱う業務システムの情報漏えい対策を強化するソフトウェア製品群の最新版「IBM Security zSecure Suite V2.1」を発売した。
BMメインフレームを基盤とする企業の基幹システム向けに、より高いレベルのセキュリティを実現するためのコンポーネントを統合したソフトウェア製品群。IBM独自のリソース・アクセス管理機能(RACF/Resource Access Control Facility)を基盤に、ユーザーの識別と認証、リソース・アクセス制御、監査の強化などの機能を実装する。
機密情報を扱うシステム向けの監査機能も強化。多角的な情報の分析をもとにしたセキュリティ・コンプライアンス・レポートの作成機能や、分析結果をもとに機密情報の漏えいの自動検出を行う監査機能を提供する。さらに、アメリカ国防情報システム局のセキュリティ技術導入ガイド(DISA-STIG)やクレジットカード業界のセキュリティ基準であるPCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)用のインターフェイスも用意し、これらの基準に合致したレポートの作成を簡素化できる。
日本IBM(マーティン・イェッター社長)は、IBMのメインフレーム「IBM System z」シリーズ向けに、機密データを扱う業務システムの情報漏えい対策を強化するソフトウェア製品群の最新版「IBM Security zSecure Suite V2.1」を発売した。