サイバーステーション(福永泰男社長)は、5月22日、クラウド型デジタルサイネージシステム「デジサイン」向けのコンテンツとして、コンテンツバンク「アウトサイダー・アート」シリーズの提供を開始した。

 「デジサイン」は、2009年3月の発売以来、金融機関や小売業・オフィスを中心に、累計2万ライセンス以上を販売している。09年9月に開始したコンテンツ流通サービス「コンテンツバンク」は、デジタルサイネージの運用で課題となるコンテンツ製作を支援するソリューション。

 「アウトサイダー・アート」シリーズは、企業の営利活動によらないデジタルサイネージの新たな用途開発を目指し、主としてメセナ活動での利用を念頭に置いたコンテンツ・カテゴリ商品。駅や自治体の施設、金融機関の待合いスペースなど、公共性の高い場所での利用も想定している。

 「アウトサイダー・アート」シリーズとして提供するのは、サイバーステーションが本社を置く石川県金沢市を中心に活動するアウトサイダー画家の作品群。これらの作品は、金沢市でアウトサイダー画家の活動を支援する任意団体「いくおりて」の協力の下、管理、運用する。デジタルサイネージ用コンテンツとしてアウトサイダー画家の作品を流通することは、国内初の試みとなる。

 コンテンツの税別価格は、1タイトル月額1300円/台。サイバーステーションは、作品をデジタル化し、デジタルサイネージのコンテンツとして流通させることで、地域の芸術文化振興に寄与するとともに、デジタルサイネージの新しい用途提案を進める。また、コンテンツ利用料金の一部をアウトサイダー画家に還元することで、創作活動を間接的に支援する。