ピー・シー・エー(水谷学社長)は、11月14日、海外進出を検討している中小企業を支援する新規事業を開始すると発表した。

 世界各国の有力業務ソフトベンダー、SIerなどとともに、会計・ERPソフトのグローバル・アライアンス・グループ「ALAE(アーレイ)」を立ち上げ、海外進出の際の現地会計ソフトの紹介、トレーニングサービスの提供、「PCA会計」とのデータ連携機能などによって、月次決算を含む在外子会社の業績管理機能を提供する。ALAEの本部はシンガポールに置く。

 ALAEの加盟ベンダーが提供する日系企業の導入実績がある会計ソフトを、企業規模や予算に応じて導入できる。また、各国の会計ソフトから出力した連結決算用データを「PCA会計」で受け入れ、月次試算表ベースでの連結決算ができるツールを提供し、経理業務の効率化と可視化を実現する。サービスの検討・導入に際しては、会計ソフトの紹介やトレーニングサービスを日本国内で実施するなど、海外に赴任する国内スタッフの現地での業務負荷を軽減する。

 現在、ALAEには、中国、インド、韓国、マレーシア、フィリピン、ベトナムのベンダーが加盟。香港、インドネシア、タイ、シンガポールのベンダーが加盟を検討している。今後、中南米やアフリカ、欧米諸国へとアライアンスを拡大し、海外進出を検討する中小企業を全世界にわたって支援するネットワークを構築していく。新規事業の開始は来春の予定で、初年度は300法人の契約を目指す。