ニュース

ソフトバンク、東南アジアでタクシー配車アプリを提供するグラブタクシーに2億5000万米ドルを出資

2014/12/05 18:54

 SoftBank Internet and Media(SIMI、ニケシュ・アローラCEO)と、東南アジアでタクシー配車アプリを提供するGrabTaxi Holdings(グラブタクシー、アンソニー・タンCEO)は、ソフトバンクがグラブタクシーへ2億5000万米ドル(約298億円)を出資し、筆頭株主になることで合意した。

 2012年に創業したグラブタクシーは、現在、マレーシア、フィリピン、タイ、シンガポール、ベトナム、インドネシアの6か国17都市で、タクシー配車アプリを提供している。配車アプリは、モバイル端末のGPS機能を活用して、ユーザーの現在地から一番近くにいるタクシーを簡単に配車できる仕組み。アプリのダウンロード数は約250万件で、月間ユーザー数は約50万人で、東南アジア地域では最大のタクシー配車アプリだ。

 SIMIは、出資を通じて東南アジア地域でのソフトバンクグループのプレゼンスを高めるとともに、グループ内のインターネット関連企業とグラブタクシーとの連携を進める。
  • 1

関連記事

NEC(中国)、中国の個人向け健康機器市場に参入、糖質計と血圧計を2015年中頃に発売

ANWILL、「用友」と連携するデータ分析・帳票作成ソフトを開発、初年度100社への販売を目指す

上海OBC、上海財経大学と共同展開の現地企業向け会計クラウド、ユーザー数が5万社を超える

外部リンク

ソフトバンク=http://www.softbank.jp/corp/

週刊BCN特別連載企画
「パートナーと伴奏し、新たな価値を共創するネットワールド」

連載第1回 トップに聞くビジネス戦略とパートナー支援

× こちらから>>

連載第2回 オンプレミスの知見を生かした「クラウド移行の最適解」

× こちらから>>

連載第3回 複雑なセキュリティに対し充実したサポートと検証環境を用意、今後はAI保護に注力

× こちらから>>

連載第4回 AIビジネスの立ち上げを支援 企業独自のデータを取り込み課題を解決

× こちらから>>

連載第5回:先進製品の取り扱いやソフトのクラウド販売を支援

× こちらから>>