マイクロソフトは3月2日、7月1日付で現社長の樋口泰行氏が代表執行役会長に、平野拓也氏が代表執行役社長に就任すると発表した。また、平野氏は、3月2日付で代表執行役副社長に就任している。

左から樋口泰行氏、平野拓也氏、ジャンフィリップ・クルトワ・インターナショナルプレジデント

 樋口氏が社長に就任したのは2008年4月1日だから、約7年間務めたことになる。米国マイクロソフトがサトヤ・ナデラCEOの下で変革を進めていることから、リーダーをリフレッシュする必要があると考え、平野氏にバトンを渡すことを決めたという。「襷(たすき)を渡すように、シームレスな交代をする。社長交代は以前から計画していた。外資系企業は、リーダーが突然いなくなったり、空席になることも散見されるが、それを反面教師に、いいかたちでバトンタッチしたい。日本マイクロソフトは、日本に根づき、日本で反省してきた。これからも日本で信頼される会社でありたい」と、樋口氏はスムーズな社長交代を実現することの意義を語った。また、平野氏に対しては「人格、能力、熱意で、もうし分ない」と評価した。

 7月1日に社長となる平野氏は、1970年の北海道生まれ。2005年にマイクロソフトに入社して、エンタープライズビジネスなどを担当。2011年には、Microsoft Central and Easten EuropeのGeneral Managerを経験し、2014年7月に日本マイクロソフトの専務となる。そして、月2日付で代表執行役副社長に就任している。社長の就任にあたって、具体的な方針は挙げなかったが、「クラウドを中心にわくわくするような提案をしていきたい」と意欲をみせた。

 7月1日の社長交代に向けて、経営方針などを樋口氏と平野氏の二人三脚で進めるとのこと。また、7月1日以降は、両氏ともジャンフィリップ・クルトワ・インターナショナルプレジデントに直接レポートするという体制になる。