NTTドコモ(加藤薫社長)は、3月1日、中国の大手通信事業者である中国移動通信(チャイナモバイル、奚国華会長)と韓国の通信事業者KT Corporation(KT、黄昌圭CEO)との間で、第5世代移動通信(5G)技術の開発推進に向けた協力について合意した。

 3社は、2011年1月に締結した事業協力契約(SCFA)を通して、日中韓3か国間での国際LTE(Long Term Evolution)ローミングの早期実現やコンテンツ相互提供など、各種サービスの利便性を向上するための緊密な連携を進めてきた。今回の合意によって、今後は5Gの技術開発でも協力。具体的には、アジア市場を見据えた5G要求条件の策定と統合、5Gでの新たなサービス・垂直市場の模索、5Gの主要技術の特定、システム概念の実証に向けた協力、国際団体(ITU、3GPP、GSMA、NGMN、GTIなど)との協力による世界共通の周波数計画と世界統一5G規格の策定などを行う。

 NTTドコモは、2010年に5Gの研究を開始し、これまで世界の研究団体や主要ベンダーと連携して、屋内外での各種実証実験を行ってきた。今後は、2020年の東京五輪の開催までに5Gサービスの提供開始を目指す。