キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ、坂田正弘社長)は2月8日、同社の日本語OCR(光学文字読み取り)コンポーネント「RosettaーStoneーComponents」開発キットを、日本IBMの企業向けコンテンツ管理(ECM)ソフト「IBM Datacap」と連携させると発表した。

 RosettaーStoneーComponentsは、キヤノングループが独自に開発した日本語OCRエンジンで、これにIBMのDatacapと連携させることで、企業における紙文書の仕分けや入力作業を簡略化し標準化できるようにする。

キヤノンMJの西尾光一・ドキュメントソリューション企画課課長

 キヤノンMJと日本IBMは、企業における膨大な文書を効率的に電子化する分野で協業する。「各種申請書類など紙文書からの入力作業が多い金融・保険業界、紙文書の電子化を請け負うアウトソーサーといった業種・業態を主な販売ターゲット」(キヤノンMJの西尾光一・ドキュメントソリューション企画課課長)として想定している。

 

日本語OCR「RosettaーStone」とIBMのコンテンツ管理「Datacap」と連携の連携イメージ

 企業向けコンテンツ管理(ECM)を巡ってキヤノンMJは、2010年にEMCの「Captiva(キャプティバ)」シリーズと製品連携をしており、またオープンテキストとも長年にわたって協業関係にある。今回、新しく日本IBMとECM分野で協業することで、キヤノンMJでは向こう数年で同領域のビジネス規模を倍増させていく方針だ。