NTTコミュニケーションズや伊藤忠テクノソリューションズ、日商エレクトロニクスなど6社は、高度ITアーキテクト育成協議会(AITAC、村井純理事長=慶應義塾大学教授)を設立し、8月28日から活動を開始した。ソフトウェアでネットワークを制御するSDN/NFVなどの技術習得の育成カリキュラムの策定・提供、講座開催、関連資格の認定制度の整備に取り組む。

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高度ITアーキテクト育成協議会(AITAC)の設立メンバー。前列左側が村井純理事長(慶應義塾大学教授)

 高度ITアーキテクト育成協議会の略称はAITAC(アイタック)。8月28日に開催した設立発表会で村井純理事長は、「IoT時代のITインフラの運用・管理を担う人材の育成に寄与する」と話した。発表会には来賓として総務省情報通信政策課の今川拓郎課長も出席。「IT人材は今後200万人規模で必要になるとの推計もある」と指摘し、IT人材の育成の重要性を訴えた。

 2020年以降に本格的に立ち上がるとみられている「第5世代移動通信システム(5G)におけるネットワークや機器の制御は、SDN/NFV方式が主流になる」(AITACの宇佐見正士理事=KDDI技術統括本部理事)と、5G時代に向けてソフトウェア制御を基本とするSDN/NFVの技術者育成の育成が一段と欠かせなくなると話した。

 AITACではネットワークとソフトウェアを総合的に設計・構築できる高度ITアーキテクトの育成に重点を置いているという。設立6社は、NTTコミュニケーションズ、伊藤忠テクノソリューションズ、NEC、KDDI、シスコシステムズ、日商エレクトロニクス。