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爪くらいのサイズのIoTプラットフォーム向け通信モジュール

2019/07/10 12:00

 ソフトバンク(宮内謙社長兼CEO)と村田製作所(村田恒夫会長兼社長)は、ソフトバンクのIoTプラットフォームに対応した世界最小クラスのLPWA(Low Power Wide Area)」の通信モジュール「Type 1WG-SB」「Type 1SS-SB」を共同開発し、2019年9月以降に発売する。

「Type 1WG-SB」と「Type 1SS-SB」

 Type 1WG-SBは12.2×12.0×1.6mm、Type 1SS-SBは10.6×13.2×1.8mmと一般的な小型モジュールの約半分の小型化を実現した。電子回路における実装面積の大幅な削減を可能とし、高密度回路設計に貢献する。NIDD(Non-IP Data Delivery)技術に対応し、高セキュリティなネットワークを構築できる。

 ソフトバンクが製品の提案からサポートまでワンスポットで行う。通信モジュールを組み込む通信機器の動作プログラムは一般的なATコマンドで設計でき、ソフトバンクのIoTプラットフォームに接続するまでの設計を簡易に行える。

 このほか、7月18日~19日に開催するソフトバンクの法人向けイベント「SoftBank World 2019」で同製品を紹介する。
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外部リンク

ソフトバンク=https://www.softbank.jp/

村田製作所=https://www.murata.com/ja-jp