日本IBMと関西学院大学は4月27日、共同開発した「AI活用人材育成プログラムバーチャルラーニング版(VL版)」を7月から民間企業、自治体、大学に有償で提供すると発表した。2024年度までに年間受講者5万人を目指す。

日本IBM 加藤洋・専務執行役員

 両者は2017年に共同プロジェクトを立ち上げ、「AI活用人材育成プログラム」を開発。今回のVL版では、基礎となる「AI活用入門」「AI活用アプリケーションデザイン」、「AI活用データサイエンス入門」の3科目をオンラインで開講する。関西学院大学の春季授業科目にも組み込まれており、履修者は2071人に上ったという。

 日本IBMは、同プログラムのコンサルティングからシステム開発までを担った。また、ビジネス現場で必要な手法やノウハウを関西学院大学と共有し、学習教材に反映しているという。VL版のチャット機能には「IBM Watson Assistant」が採用されており、24時間、365日、受講者の質問に回答できる仕組みとなっている。

 日本IBMの加藤洋・専務執行役員グローバル・ビジネス・サービス事業本部長は「今後も学習レコメンデーション機能など最新のテクノロジーに基づいた機能強化に取り組むほか、当社のビジネスの知見も継続的に反映させる。イベントやHPでの紹介といったマーケティング支援も行う」と方針を説明した。(岩田晃久)