2009年5月21日の出来事です。

　富士通は中堅企業向け事業を強化するために、有力子会社富士通ビジネスシステムズ（FJB）に中堅企業向けビジネスの機能・人員を移管すると発表しました。計画では新体制のスタート時期は09年10月1日。しかしながら、今だ進んでいない状況が明らかになっています。

　先日の社長交代会見でも間塚道義会長兼社長は、「どの時点で実施するかを検討している」と話していました。

　年末にFJBの鈴木國明会長兼社長にインタビューした際「なぜスタートを切れないか」を聞いてきました。問題は、パートナーとの連携体制の再構築でした。記事では鈴木会長兼社長の苦しい胸のうちと「それでもやる必要がある」という思いに触れています。

（木村剛士）

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FJB　新体制への移行進まず　パートナーとの協業体制がネックに