今日のひとことWeb版

FJB激変、パートナーに配慮

2010/03/23 15:26

 富士通は2009年5月、「富士通ビジネスシステム(FJB)を中堅市場(年商300億円以下)の中核企業にする」と宣言。連結子会社化して1年弱が経ちました。しかしながら、09年10月に富士通グループ全社の中堅市場人員などをFJBに集約・統合する作業は混沌とし、進んでいなかったのが現実です。

 先週、富士通はようやくその全貌を明らかにし、これで作業が具体的に動きだすことになります。各IT関係メディアでは「富士通社長の交代問題で作業が遅れた」と報じましたが、実は違います。作業移行は昨年中に終了する計画でした。根本的な問題は富士通内でなくパートナーとの関係性にあったのです。

 あるサーバー販社は「FJBから機器を仕入れるのは面倒」と、商流が変わることに戸惑っていました。昨日の計画では「民需ビジネス推進室(仮称)」を本社内に設置し、順次統合するという内容があります。恐らく、こうしたパートナーに配慮し、ソフトランディングを狙っているのでしょう。(谷畑良胤)


【記事はこちら】
富士通、FJBに中堅市場向けビジネス機能を集約、10月には新会社を立ち上げ
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2010.3.23」より
  • 1

関連記事

富士通、「ミニ富士通」のFJBを完全子会社化

FJB 新体制への移行進まず パートナーとの協業体制がネックに

販売系SIerの動き急 JBCCグループ再編/FJBは上場廃止へ

富士通 FJBを中堅向け中核ベンダーに

【2010年 年頭所感】 富士通ビジネスシステム