景気は落ちていない――。大塚商会の大塚裕司社長は、そう断言しました。日本コンピュータシステム販売店協会(JCSSA)のサマーセミナー懇親会で、大塚社長は「東日本大震災後の日本経済は底堅い」との見解を示しました。
大塚社長が発言の根拠にしているのは、コピー用紙の販売量です。OA機器の販売に強い大塚商会には、コピー用紙の販売量で景気を推し量る伝統があり、過去、幾度も正しい動向を指し示してきました。
大塚社長は、「震災後のコピー用紙の販売は、前年同期比16%増前後で推移している」として、「景気が回復基調にあるのは震災前と変わらない」と結論づけています。(ゼンフ ミシャ)
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「景気、落ちていない」、大塚商会の大塚社長が“コピー用紙観測”を披露メールマガジン「Daily BCN Bizline 2011.6.15」より