コンピュータが壊れたら、すぐに駆けつけて修理する――それが保守サービス会社の使命です。全国どこにでも、迅速に顧客のもとに出向くために、拠点と人員を保有しています。国内のコンピュータメーカーは、こうした保守サービス事業を展開する子会社を必ずもっています。
この保守サービス会社が、いま、大きな転換期を迎えています。その理由がクラウドです。顧客が自社のなかに情報システムをもっていれば、「駆けつけて修理」が必要で、保守サービス会社の存在意義は十分にあります。
ところが、遠隔地にある情報システムを、ネットワークを介して利用するクラウドでは、社内にシステムがないのですから、「駆けつける」必要はありません。既存の保守サービス事業にとって、クラウドは脅威です。
富士通グループの保守サービス会社、富士通エフサスのトップに就いた今井幸隆社長は、クラウドに危機感を抱きがらも「チャンスに変えられる」といいます。
富士通エフサスに移籍する前は、富士通でインフラ構築やサポート事業に長く従事した今井社長。保守を熟知するトップの考えを書きました。(木村剛士)
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<トップインタビュー>富士通エフサス 今井幸隆社長「クラウドをチャンスに変える」メールマガジン「Daily BCN Bizline 2011.8.19」より