5月中旬に、中国・北京を訪れました。目的の一つは、NECの中華圏地域の事業を統括するNEC(中国)の木戸脇雅生総裁にお会いすること。
NEC(中国)は、傘下に41社の子会社・関連会社を擁し、中国本土・香港・台湾でのビジネスをまとめる統括会社です。木戸脇さんはそのトップ。傘下の会社を含めて、約1万3000人のスタッフを動かす力をもっています。この重要人物の頭の中を書きたくて、話を聞いてきました。
テーマは、スマートシティに絞りました。都市開発を国の重要施策として掲げ、あちらこちらで先進のITと環境技術を駆使した次世代都市をつくろうとしている中国で、NECが何をやろうとしているのかを書きました。
巨大市場を相手にしているからなのか、それともスマートシティ開発というビッグチャンスを目の前にしているからなのか、木戸脇さんの表情にはかなりの力があって、抱く野心を探る作業にも力が入りました。(木村剛士)
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<トップインタビュー>NEC(中国) 木戸脇雅生総裁「またとない大チャンス、スマートシティに懸ける」メールマガジン「Daily BCN Bizline 2012.6.1」より