ビックカメラとユニクロのコラボによる「ビックロ」が世間を賑わしています。こうした異業種コラボレーションは顧客に新たな経験価値を提供し、企業は新たなビジネスチャンスを手にすることができます。

　JBグループのイグアスが、東京・渋谷にオープンした3Dプリンタのショールーム「CUBE」もその一つ。企業だけでなく、個人への3Dデジタルツールの認知度を高めていくという狙いから、若者の街である渋谷にショールームをオープン。クリエイティブな人たちが3Dデジタルツールを使って新たな製品・サービスを開発する活動を支援していきます。

　その一環として、「CUBE」が入居するビルの1階に店を構えるものづくりカフェ「FabCafe」などと連携。「FabCafe」の利用者などに対して、「CUBE」の見学ツアーや実機を体験できるワークショップ、セミナーを開催していきます。「3D×コーヒー」で、新たな経験価値・ビジネスの創出を狙います。

　異業種コラボレーションが進み、新たなITサービス市場が形成されることを期待しています。（真鍋武）

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