日本IBMのビジネスパートナーである日本情報通信(NI+C)は、2012年、IBMの主力アプリケーション・プラットフォーム「PureApplication System(Pure AS)」を、国内のビジネスパートナーのなかで最も早く受注につなげたそうです。
NI+Cの野村雅行社長は、「PureData System for Analytics」を構成するデータウェアハウス「Netezza(ネティーザ)」関連でも、「複数の確度の高い引き合いがユーザーから来ている」と、ほくほく顔で話していました。
ある大手のIBMパートナーによれば、米IBM本社の意向もあって、日本IBMは直販指向が強まっている側面があるそうです。
主力製品の「PureSystems」はまだ比較的価格が高く、新しい垂直統合型のアーキテクチャーであることから、日本IBMが売り方を率先垂範しなければならないという事情があるのかも知れませんが、少なくとも「PureSystems」を売る力量をもつパートナーとそうでないパートナーとでは、これからの処遇に差が出てくる可能性がありそうです。(安藤章司)
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