新日鉄住金ソリューションズ(NSSOL)中国法人が、先週、上海市内のホテルで創立10周年の記念パーティを開催しました。
本来は昨年秋に開く予定でしたが、9月に起きた日中の政治摩擦の影響で延期に。今回、満を持しての開催に、顧客や関係者ら200人ほどが大いに盛り上がりました。パーティに合わせて訪中したNSSOLの謝敷宗敬社長は、「これからも顧客とともに成長する」と中国ビジネスへの強い意欲を示しています。
NSSOLの周囲を見渡せば、今年、創立10周年を迎える中国法人には、ITホールディングスのTIS上海や、三菱商事と野村総合研究所(NRI)の合弁会社のiVision上海などがあります。NSSOLのパーティの成功をみて、TIS上海の小川真司総経理は「ぜひとも当社も検討したい」と開催に前向きです。
日中関係は依然として緊張した状態にありますが、地元顧客を招いて比較的大きなイベントを開催できる雰囲気になってきたのは喜ばしいことです。(安藤章司)
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日中情報サービス産業の未来 新しい協業のあり方を探るメールマガジン「Daily BCN Bizline 2013.3.7」より