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OS移行に高まる期待

2013/07/26 15:26

 来年の4月9日、Windows XPのサポートが終了します。これに伴って、いまIT業界では、ユーザー企業のOS刷新による需要に大きな期待が集まっています。

 OS移行に関する製品・サービスを提供している企業の多くは、9月~10月にかけて需要がピークを迎えるとみています。つまり、この先3か月が、最大の稼ぎどきになるのです。

 最近では、IT関連の展示会に行くたびに、移行支援サービスを提供する企業が増えているように感じます。既存の製品であっても、OS移行支援に関連づけて提案することで、ユーザーの興味・関心を引こうとしています。

 例えば、先週、山形市で開催された「DISわぁるど in 山形」で、オフィス向けNASを展示していたエレコム。NASは、社内ネットワークに直接接続して利用するので、複数のパソコンでファイルの共有や、データのバックアップ、アーカイブができます。エレコムは、これを「OS移行時にクライアントのデータの一時的な待避先として利用できる」と提案していました。(真鍋武)

【記事はこちら】
ダイワボウ情報システムのプライベートイベント「DISわぁるど in 山形」、悪天候でも盛況
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2013.7.26」より
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