仕事は常に一定のパフォーマンスが求められます。仕事という観点からみれば、確かにその通りですが、家庭や子育ての観点からみると、また違った風景がみえてきます。

 クルマの運転をするとき、カーブに差しかかれば速度を落とし、上り坂であればギアをローに落とす。「子どもを産み育てながら仕事をすることは、クルマの運転とよく似ている」と話すのは、AJSの社員で二児の母、児玉彩さんの言葉です。

 仕事で一定のパフォーマンスを出すのは、職業人である限り重要であることに違いありません。とはいえ、道路の状況が刻一刻と変化するのに、同じ速度(パフォーマンス)で運転するなんてことは、ほぼ不可能に近いのも事実。

 出産は重労働で、小さな子どもはすぐに熱を出す。子どもが二人、三人といたら、山あり谷ありカーブありの道を巧みなハンドルさばきと速度調整で乗り切るようなもの。

 道路(家庭や子育て)の状況をよくみながら、他のクルマ(同僚や会社)に極力迷惑をかけないよう運転する技の追求と、こうした“若葉マーク”のドライバーに配慮する周囲の支援こそが、子育てと仕事の両立を決めた父母に対しての必要なポイントといえそうです。(安藤章司)

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AJS ビジネスシステム事業部 ビジネスシステム1部 ケミカルグループ 児玉 彩「子育てなんて夢のまた夢」とは言わせない
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2015.10.22」より